クレンジングの目的・役目
肌の汚れを取り除き肌の働きを正常にすること、あらゆるスキンケアの基本となりなます。
メイクアップ化粧品 皮脂や汗 老化角質 外から肌表面に付着するものこれらすべてが、肌にとっては「汚れ」となります。
肌に付着しているメイクアップ料の残りや皮脂などの汚れを溶かしやすくして、肌から浮き上がらせるクレンジングには、クリームタイプ 乳液タイプ ジェル オイルタイプが広く使われています。指がなめらかに動く程度の量を、ゆっくりと優しく、マッサージするようになじませます

ピーリング(皮膚深部の汚れ 厚く積み重なった古い角質をきれいに剥離し、肌本来の再生力を高めて生まれたてのみみずし         い肌へと導く)
皮膚は、外から内へ、3つの大きくちがう組織からできています。上皮組織の 表皮、結合組織の真皮、脂肪組織の皮下組織です。 表皮は、角層を作るために存在し、表皮を構成する95%の細胞はケラチノサイト(角化細胞)です。
ケラチノサイトは、真皮と接する表皮のいちばん下の層である基底層で、分裂を繰り返し新しい細胞をつくり続けます。
基底細胞が分裂すると、基底層から次に作られる新しい細胞に押し上げられるように皮膚の表面に向かって移動していきます。 すなわち角化をし始めます。 角化細胞は中心に核を持っていますが、角質細胞になるとき、核をもたない死んだ細胞になります。 角質細胞は何層にも重なり合い、先程も出てきましたが、外部環境から肌を守っているというわけです。
基底層で角化細胞が作られてから、核をもたない角質細胞になるのに14日間、さらに14日間かけて角質細胞が垢となってはがれ落ちていきます。 ということは約28日周期で皮膚は新しく生まれ変わっているわけです。
このように、あらたに表皮細胞がつくられ、それが皮膚の表面からむけ落ちるまでの過程を、細胞の入れかわり、つまりター ンオーバーと呼びます。
しかし、年齢を重ねるごとに、このターンオーバーは理想的な28日周期ではなくなってきます。 新陳代謝がやはり活発ではなくなってくるのでターンオーバーは遅れがちになります。 紫外線や温度差などの刺激などが重なると、さらにターンオーバーは乱れ、角質がお肌に残ってしまう状態になります。 不要な古い角質が残っていると、透明感がなく、くすんだ感じになってしまいます。
角質がたまっていると、水分や栄養分の浸透を低下させ、お肌の正常な働きを妨げてしまいますから、小じわができやすく、 また毛穴がふさがれやすいためにニキビもできやすくなってしまいます。
化学的?角質柔軟材 AHA ( グリコール酸・クエン酸・リンゴ酸・酒石酸・乳酸など 俗にフルーツ酸ともいわれています) サリチル酸  pH3ぐらいが標準です)酵素の働きにより皮膚表面のたんぱく質分解物理的?高分子の粒子 軽石あるいは植物種子エレクトロクレンジング機器 「直流」 (直流電気の電気分解作用と直流電気の異なる極どうしの引き合う性質を利用してクレンジンを行う陰極の円盤導子の上にガーゼを付け食塩水や弱アルカリ性液を含ませて弱い直流電流を通電させながら導子を皮膚に密着させながら少しずつ移動させる 皮膚上では アルカリが生じて皮膚表面が軟らかくなったり要らない角質がはがれやすくなり汚れとして取り除くことが出来る) 

吸引機器 専用のガラス管をあてて皮膚を吸引 毛穴に詰まった皮脂、汚れを取り除く美容電気機器使用の場合選択をする
超音波「振動」
音波のことで電流ではありません 高周波と同じよう組織内部温熱効果(ジアテルミー 人体にゲルなどを塗布して空気層を除いて発信対を密着させると組織内部に空気振動組織内に繰り返し与えられる振動は1秒間に100〜200万回の音波振動が皮下の細胞組織を刺激し生体分子間に激しい摩擦を起こすことになり 熱を発生させます。 コラーゲン組織は超音波をよく吸収しこれらを多く含む組織は温度上昇が起こりやすい性質があり、超音波は体内で高速マッサージをしていると見ることも出来ます血液、リンパ液循環の促進、血管強化、新陳代謝活性化がはかれ、お肌のハリと透明感を取り戻せます。また、リンパの流れを促進するということは、余分な水分の排出を助け、むくみを解消 脂肪燃焼を助ける。
低周波 「交流」(筋肉運動=EMS)(美容液導入作用)
一般的に低周波美容機の周波数は1000Hz以下とされていますが、肌に当てる導子と呼ばれる2個以上の端子の間に、弱いパルス波電流を流す。血液とリンパ液の流れを促進し、運動神経を刺激することで筋肉を可動させます。
生体電流
人間の体にはもともと100μA〜200μA(マイク ロアンペア)の微弱な電流が流れています。これを生体電流といいます。
生体電流に近い微弱電流を外側から与える事により、細胞レベルで組織に刺激を与え、皮膚細胞の活性や血行促進、またリンパの流れをよくするなどの効果があり、新陳代謝を促進 し、自然治癒力を高めることができる。
イオン導入 (イオントフォレーシス)「直流」
皮膚に吸収されにくいビタミンC等の有効成分を、微弱な直流電流によってイオン化させ、お肌の奥深くまで浸透させる。
マイナスの電極を顔の皮膚にあて、プラスの電極を手に持って電流を流すと、水に溶けるとマイナスに帯電するイオン(ビタミンC誘導体など)が、皮膚に当てたマイナスの電極からの反発力によって顔の皮膚の奥へと浸透し、 美白効果などが期待できます。
浸透できるのは主に小さな分子量のものだけで、コラーゲンやヒアルロン酸等巨大分子は肌の中へ入る事はできません。

マッサージの目的・役目
皮膚に心地よいリズミカルな刺激を与えることにより血液やりんぱえきの流れを活発にさせる 新陳代謝を促進すると共に筋肉を活性化し 汚れや老化角質を取り去る。またスキンタッチの快刺激は心身のリラクゼーション効果をもたらす。
エステティックのマッサージは、皮膚への「触圧」作用により、循環系(血液・リンパ液の流れなど)や神経系、筋肉系に影響を与え、それに加え「快」「リラクセーション」と「健やかさの現実」にあるという点です。
エステティックのマッサージは、皮膚全体に通常マッサージオイルやマッサージクリームを用いて軽いタッチで行う点に大きな特色があります。
エステティックマッサージは美肌効果とストレスからの心身の開放を目的とするので、そこに使用する マッサージオイル マッサージクリームの多くは、肌のモイスチャーバランスがを整える、皮膚細胞のまわりに有る毛細血管やリンパ液は血液循環をよくしたり、細胞賦活剤を浸透させて、細胞の働きを高める、といった美肌効果をもたらす成分が配合されている。保湿剤あるいはスクワランなどの油分も配合されている。ただ、そのような成分を配合してあるだけではエステティックマッサージとしては完全ではない。エステティックマッサージの場合、エステティシャンの手とお客様の肌が、マッサージクリームを通してコミュニケートしている。したがって、施術時にそのクリームのなめらかさ、のびなどの使用感が、お客様の肌と心に快適感とリラクセーション効果をもたらす(物理的特性)ものでなければならない。よいマッサージクリームは肌に軽く伸びて、マッサージが終わるまで指のすべりのよさが持続し、しかもマッサージ後、肌にうるおいと柔軟性を与え、なめらかにする効果ももたなければならない。

パック 目的と効果
パックは「マスク」ともいいます。
皮膚をパック料で密閉することによって‘’天然のスチーム効果‘’をもたらし、皮膚表面をやわらかくします。
また、血液の流れを活発にし、毛孔を開かせる働きがありそのため、毛孔にたまった角栓や皮脂、老廃物を取り去りやすくし、そして有効成分の皮膚への浸透を高めます。
パック料によって塗布あるいは除去する方法、放置時間は異なります。
水分や栄養分を補給するもの、汚れを取り除くものなど、その種類によって様々な効果と作用があります。
パック料の特性を十分理解したうえで、トリートメントの目的や皮膚の状態に合わせて選択することが大切です。
主なパック料の特徴と選ぶポイント
パックの目的 タイプ 特徴
うるおいを与えるもの 拭き取り・洗い流しタイプ 油分、保湿剤を多く含み、皮膚をしっとりさせる。
皮膚を清浄にするもの ピールオフタイプ 通常、O/W型乳化タイプのクリームが多く、保湿剤が多く配合されている。
皮膚をしっとりさせる。
皮膚を鎮静させるもの ピールオフタイプ・
拭き取りタイプ
粉末状のパック料で、水や化粧水などで溶かして使用する。
パック料の水分が蒸発するときに、蒸発潜熱が生じるため、冷たくさっぱりとした感触がある。
クレイ(粘土)の総合的な効果 拭き取りタイプ 粘土、鉱物を主体に、水、エタノール、保湿剤からなる水相に混合した泥状のパック料が多い。クレイの効果で、皮膚をなめらかにしっとりと潤わせる。
美白・オイルコントロール・鎮静など 貼布タイプ(皮膚にのせて取り除くタイプ) 不織布にゲルを付着したもの、あるいは不織布にエッセンス類を含ませたものがある。また目的に合わせ、ゲルやエッセンスに美白剤などの薬効剤を配合するここともある。
皮膚温を上げる(石膏パック) 皮膚にのせて取り除くタイプ 石膏を主成分とするこのパック料は、水分を加えると発熱する。
パック前に、目的に合わせた化粧品をつけてから使用する。


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